「ほな、龍行くで!!」 お昼休みのチャイムが鳴ると同時に、勢い良く立ち上がる冬真。 こいつ、テンション高すぎ。 「そんなに急がなくてもよくね?」 向こうだってそんなすぐに来ねえだろうし。 第一、俺はもっとゆっくりしたいんだけど。 そんな事を思いながら、机に顔を伏せる。 バンッ!! 「龍、何言っとんねん!!」 …は? .