周りの普通の人達は、あたしがヤンキーなんて知らないから、よく声をかけられた。 「おッ!!お姉ちゃん可愛いね。一緒にお茶しない?」 こんな風に。 肩に手を置かれて振り返ると、いかにも遊んでそうな男2人。 ヤンキーの間では名前が通ってたけど、こうゆうただの悪には、知られていない。 こんな事が多々あった。 こんなヒョロイ奴なんか、簡単にぶっ飛ばせる。 でも、そうゆう訳にはいかない。 .