確かにあたしもそうだけどさ… 今行っても人たくさんいるんじゃない? なんか野次馬みたいで嫌なんですけど… 「じゃ、そうと決まったら行かなくちゃ!!」 唯は、そんなあたしに意見を求める様子もなく、あたしの手を引いて歩き始めた。 「ちょッ…もぉ!!」 しょうがないなぁ… お嬢様なのにきっちりしてなくて、こうゆうハチャメチャな所も唯のいいところなんだよね。 そんな事を思いながら、唯と転校生がいるクラスに向かった。 .