そんな強い人がいたなんて情報聞かなかったから… 余計に気になるー!! 「どうかした?」 「…へ?」 外に向けていた視線を声が聞こえたほうに向ける。 「唯(ユイ)…」 立っていたのはあたしの親友。 いつの間にかホームルームは終わってたみたい。 「さっきからボーッと外見て、ため息までついて。なんかあったの?」 .