「ごめんなさい」


お母さんが、ぼくに頭を下げた。
ぼくは、涙が止まらなくなる。
苦しさが溢れて、死んでしまいそう。

ぼくは、たまらず自分の部屋へ駆けた。


ぼくだけが、人間なんだ。
真っ黒なのをいいことに、2人はぼくを騙してたんだ。

こんなのって、無いよ。