玄関のドアを勢い良く開けて、外の空気を吸う。初めての物ばかりで、頭がついていかない。

あれが、木?
木に付いているあれは、何だろう?
柔らかそうな塊に、目らしき物が付いてる。
木の一部かな?

ぼくが、皺を寄せて見つめていると、

ピョロロロロロ~~

と、それが鳴いた。

「鳥!?」

驚いた。鳥って、あんな姿なんだ。
なんか、気持ち悪い。