「王妃様ご機嫌うるわしゅう…」


妻と子供達も頭を下げ出迎える


「ダニエル殿、いきなりごめんなさいね。どうしても貴方達に話があるから寄らせていただいたの」

「は…私に話とは…?」

王妃様がお連れの侍女に合図を送ると、奥から一人の少女が歩いて来た


「こ・これはメアリ王女様…ご機嫌うるわしゅう…」


「はじめましてダニエル殿、私ねあなたにお話があるの」


そう言ってもう一度奥へ行き誰かと手を繋いで歩いて来た


その相手は


その相手は


心臓が止まるくらい私は驚いた


「レオナルド!!何故お前が王妃様と…」


その相手は今まで散々探してきたレオナルドで


レオナルドは私の顔を見るなりうつ向き目を合わせない