?「あ、あの新道高等学校の方ですよね…?」


おどおどした様子で聞いてくる女の子。

羅那「今日から生徒ですが?」


?「わぁ!!よかった。私もなんです!!」

《この子…天然さん?学校の中にいるんだから当たり前でしょ》


羅那がそんな事を思っていると…


?「あ、私篠川百合[シノカワユリ]と申します。あなたは…」


羅那「私は斎藤羅那よろしくね!!」


百合「はいっ!よろしくお願いします!!」

百合は、安心したように笑った。


羅那「同い年だしさ、敬語やめない?」