百合の身長に合わせ、身をしずめる静磨。
そして百合の頭にポンと手を置き言った。


静磨「だーれが俺様の も の にするっつった?百合ちゃん?」


百合は再び凍結。


羅那は百合の頭の上にある静磨の手を払い落とし、言った。

羅那「じゃあなんでよ!」


静磨「俺様の1番近くにおいてといて、俺様には惚れさせる。」


羅那「はぁ!?」


《訳わかんない!!》


羅那はもうブチ切れ寸前だ。

瑞季静磨は近かった顔をさらに近づけた。


静磨「お前が俺に惚れたとき、おまえは俺様のもんだ」


羅那「惚れない!」

静磨「お」


羅那「絶対、惚れないから!」


静磨「おまえ、負け戦にも挑むのか」


羅那「負け戦になんかしないから!」








こうして、羅那の心臓爆発危機一髪日々はスタートするのだった…。