「何言ってんの~?静磨さまぁ、この女どうにかしてくださいよ~」


静磨に寄り掛かる取り巻き。


静磨「どーするかなぁ。お前ら」


静磨は、指を取り巻き達の方に差し、鋭い目で見た。


「え…?」


焦っている取り巻き。

取り巻き達は、羅那達が悪い方にいくと思っていたのだろう。


静磨「話し聞いてたらお前らが悪いってわかるし。俺もあの女、気に入らねぇとは思ってたけど、ましてやあ~んな可愛い女の子まで。」


そう言い、百合を見る。
瑞季静磨は取り巻きを追い詰める。


「わ、私達は…」


静磨「お前ら、もういらね。出てけ」


瑞季静磨のとどめ。

「し、しずまさ、ま…」


取り巻き達は顔をあかくし、走って教室を出ていった。