静磨「ひでーよなぁ」


取り巻き達とは反対に笑っている静磨。

「そ、そうなんですよー。本当にひどい~!私達、本当に殺られちゃう!」


上目遣いで静磨に言う取り巻き。


《は~?ひどいのはそっちだろ!》


心で思う羅那。

《まぁ、あいつに気に入られたいわけじゃないからいいけどね》


「私達~、何もしてないのにいきなり殺るとか言ってきて~」


羅那「はぁ?先に言ってたのあんたらじゃん!」


さっきの言葉には我慢できなかった羅那。