《関係ない百合まで~?!》


隣にいる百合を見ると、オドオドしていた。


こんな姿の百合とは違う余裕な取り巻きの言葉にキレた私は、教室のドアを思いっきり開けた。


「あ?」


笑っていた声が止まる。


「あ~、噂をすればさっきの奴じゃん!」

「丁度よかった。今殺られたい?」


羅那「あんたらさぁ、もう高校生になるのに考え小学生だよね。」


「は?」


目を見開く取り巻き達。


羅那「話聞いてたらさぁ~、私の事が気に入らないからって一緒にいた百合まで殺るって言う考えが小学生だって言ってんの!」