気になった私はパラッと開いてみた。





そこには一匹のシロウサギがこちらをじっと見ている絵が描かれていた。




《昔々あるところに、恐ろしい国がありました。




名前を 【不思議の国】

と 言いました。





その国に、アリスという少女が迷い込みました。




迷い込んだアリスは、不思議な体験をした後


ハートの女王様に首を斬られて殺されてしまいました。





アリスはそのまま、不思議の国をさ迷い続けました。》






・・・えっ、なにこれ。



物凄くブラックな物語だね。




これが読み終えた私の感想。




お父さんの趣味や書いていた小説とは随分掛け離れた物語だった。