大好きな人の声が聞こえた。



お母さんは私をゆっくりと離した。




「蓮ー…。」




私は蓮に抱きついた。




「どうした?…兄貴かっ!?」




「俺っ!?むしろ凜じゃね?」




「姉貴っ!?」




蓮…大好きだよ。