「そして俺はカパラディア王国の国王、セアだ。」


「カパラディア・・・?」



聞いた事のない国の名前に僕は首を傾げる。

僕とあまり歳も変わらなさそうなのに?


そもそもまだこの星に人間がいたのか。





「心配するな。 全て話す。 長くなると思うがいいか?」





僕は静かに頷いた。