「柚、嫌ならやめるで?」

「ううん、嫌じゃないよ」


必死に抱き着いてくる柚。
かわいすぎて、ホンマやばい。

もう死んでも…いや、ダメやな。


「柚…」


柚の舌と絡ませながら、抱き合った。


ずっとこうしたかった。


「ん…っ」


「そろそろ出よか」


風呂から出て、服を着て…柚を抱き上げた。


柚をベッドに降ろすと、ちょっとだけ震えていたのがわかった。

「…ごめんね、緊張しちゃって」

「緊張なら、俺もしてるって」


「嘘ぉ」


「ホンマ」


柚の手をつかんで、胸に…って、俺…バカやろ。


ますますやばくなってきた。


「一緒だね」


「だろっ?」


緊張してるんは、柚だけやない。俺もなんやから。