「なんか…安心する」

「安心?」

「おっきい手で守られてるって感じで」


…かわいいことをっ。
襲いたくなるよーな発言した柚。


「ずっと守ったるよ…」


「よろしくね」


…ん?
よろしくってことは?


OKってことなん!?
付き合ってくれるのOK!?


ドキドキさせる柚の発言に、俺は必死に平常心を保とうとした。


「ゆ、ゆ…柚ちゃん?」


「ん~?」


笑顔で俺を見てきた。

ぐはっ!

もうあかんて。俺、ものすごくやばい。