「よーし、休憩しよっか。皆、お茶にしましょうか」


店長はお茶やお菓子を持ってきた。


「うーん、うまい」

「イケるっ」


お茶を飲んでいると、携帯が震えた。またか…誰や。


…げっ!!

オカンやん!
絶対、学校のことやろな。

「出ないの?」

柚が聞いてきた。
あー…最悪や。


「も、もしもし…」


『もしもし?何、言うてんねん!』


やっぱお怒りでしたか。
めんどーやな。


『学校サボって、どこにいるん!?』


「あー…体調わりぃから早退したんや」


『そんなん早退言わへん、ただのサボりや!』


やかましいオカンや、ホンマ。耳を塞ぎたくなるほど、やかましい。