携帯が震えた。

「ん…」

柚からや!


【学校頑張ってね】


かわいい!
よっしゃ、やる気出てきたわ。

【柚も頑張れっ】


なんや、もうー。
俺、柚依存症やん。

今すぐにでも花屋に走って行きたいくらいや。


すると、またメールがまた来た。柚からか?


…兄貴。
最悪やー。


【花屋でバイトすることにした】


な…なんやと!?

「どした?」

「兄貴が…」


柚とバイトやと?

んなもん…許せるかぁ!


「俺、花屋行って…」


「俺達もっ」


「兄貴を潰してええからな!」