「…」

朝、起きると…柚のかわいい顔が近くにあった。


なんや?
俺、まだ夢見てるんか…って、ちゃうな。昨日、一緒に寝たんや。


って、今そんなことより…柚、大胆やなぁ。

しっかりと俺に抱き着いていて、身動きができない。


「ん…」


「おはよ、柚」


「ん…蓮君、おはよう」


かわいい。まだ寝ぼけてるんかな。
柚の頬を軽く触った。

「んー」

「風呂入って、花屋行かんと」

「うん」

柚を風呂場に連れて行った。

「俺と入る?」

「こ、こら!」

照れる顔もええなぁ。

キュンと来るわぁ。