柚はしばらくして、眠り込んだ。

柚の寝顔は、天使に見えた。

そっと頭を撫でて、額にキスをした。


…俺、変態か…?


まぁ、ええか。変態でも俺は柚が好き。それだけや。


柚を抱きしめて俺は目を閉じた。柚…いい匂い。

ますます変態の俺。


あ~…明日、どうなることか。
悶々としながら、眠り込んだ。

絶対、兄貴には渡さへん。
昔っから、俺は兄貴に盗られてばっか。


でも、柚だけは…渡さない。


さっきよりも、柚を強く強く抱きしめた。