ところ変わって放課後---



「ふぅ〜。なんでゴミ捨てぁたしなの……。」

体育館裏のゴミ捨て場へと向かっていた。





「……き…です」



ん?誰かいる?



体育館裏から声が聞こえて、隅に隠れて覗いてみる。



…あ!?あれ高野クンじゃん。また、告白されてる。



「ありがとう。でも…君のコト好きじゃないんだ。ごめんね。」

極上のスマイルで答える裕也。


その顔を見て…いきなり……

バタッ

女の子は気を失ってしまった。

それを倒れないよう抱きとめる裕也。

その瞬間……


ガブッ


え?……なんで首に噛み付いてるの…?