きっとまだ外で、春休みの思い出を語っているのだろう。

「ねぇねぇ聞いて♪」
晴香の突然テンションの上がった声にややびっくりしながら、私は晴香の話しに耳をよせた。

「あたし、彼氏できちゃった☆」
。。。ぇ?
何かの聞き間違いだと思い、私はもう一度ゆっくりと話しを聞いた。