そして私達はそれぞれの目的の人物を待ちながら、冗談を言ったりして時間が過ぎるのを待った。 教室には2、3人の生徒が入って来ていた。 花の水をかえたり、読書をしたりと自分のしたい事をしている。 それを眺めながら、美春が私に問い掛けた。 「瞳は好きな人まだいないの?」