あれからずっと歩き続けた
二人に行く先などない

目的地もないまま二人は
歩き続けなければならない


「ねえ、たける-」

二人とも朝からずっと歩きっぱなしで
疲れていた

「ん?」

「お昼ご飯食べよっか」

時刻は丁度12時頃

「食べるっ!!食-べ-る-!!」

たけるのお腹の虫も鳴り始めていた

「よし!!じゃあこの辺で休憩タイムと行きますかっ」