蓮の腕の中で泣くのは、
これで二度目だ。


何故か出会って、そんなに
経っていないのに蓮には気を
許してしまう。

蓮はピリピリした空気を漂わせ
ているが、その内側に入って
しまうと、それがとても
心地良かった。