「・・あれ?止ま・・んない。」


横から蓮が、そっとティッシュを差し出した。


那智の頭を引き寄せ、
蓮は優しく抱きしめた。


あたしは我慢できずに、蓮にしがみ付いて思いっきり泣いた。