「で、さっきの続き・・。」


新しい紅茶を手渡しながら、
話の続きを聞いてきた。


あたしは頷き、また話し始める。



「さっきも言ったけど、
 お母さんは毎日あたしに会いに
 来てくれていたの。でも、
 ある日を境に来なくなった・・。
 あまりに急だったから、
 あたしはお母さんを探しに
 施設を抜け出した。そこで
 見つけたお母さんは、身体中痣
 だらけで頭から血を流し、
 冷たくなってた・・。」