コンコン。


「すみません。」

「・・・・・・・・・。」


誰もいないのか、返事は無い。
とりあえず中に入ってみる。

そっと音楽室のドアを開けた。

ギィ。


古くなっているのか、ドアは
錆び付いていて、少し重い。