しばらくして、一人の男が部屋にゆっくりと入って来る。
男はドア近くの死体を何気なく見た後、那智に近づいて来た。
思わず身体が震えてしまう。
「もう大丈夫だ。」
男がぶっきらぼうに、
それだけを言った。
この人は誰?助けてくれるの?
思い切って声を掛ける。
「貴方は、誰?」
「俺の事はどうでもいい・・。
助けに来ただけだ。」
彼が名乗ることはなかった。
男はドア近くの死体を何気なく見た後、那智に近づいて来た。
思わず身体が震えてしまう。
「もう大丈夫だ。」
男がぶっきらぼうに、
それだけを言った。
この人は誰?助けてくれるの?
思い切って声を掛ける。
「貴方は、誰?」
「俺の事はどうでもいい・・。
助けに来ただけだ。」
彼が名乗ることはなかった。