「まず、私達は警察だ。それから
 私達は君を助けたいんだ。
 君を傷つけたりはしないから、
 安心してくれていい。
 ・・じゃあ、今度はこっちの
 質問に答えてもらおうかな。
 まず、君の名前は?」

「知らない。ガキと、呼ばれて
 いた。名前なんてどうでも
 いい。どうせ身寄りはない。」

「本当に無いのかな?それとも
 教えてもらえないだけか?」

「・・・。」