俺は痺れを切らし、口を開こうとした。しかし、長谷川に止められてしまう。

怪訝な顔で長谷川を見るが、何を
考えているのか全くわからない。

すると少年が口を開いた。


「あんたら警察?敵?
 おれ助かるのか?
 それとも殺される?」


警戒しながらも、
少年は早口に聞いてきた。