バサバサ。




あたしに降りかかる落ち葉達。




……何この仕打ち。




「すいません!大丈夫っすか!?」




頭から落ち葉を被ったあたしはその声の主に視線を向ける。




ええ!?




「すいませんでした……いるの気付かなくって」




そう言ってあたしに軽く頭を提げる男子。




格好いい……。




栗色の髪はワックスで遊ばせてふわふわしている。




身長も高めで175越えしてそう。




何より……この人顔めっちゃ整ってるじゃん!!




神様はあたしを見放してはいなかったのか???




これはまさか……運命ので・あ・い?