何でこんな変わった奴に素直に笑えんのさ!




何でこんな変わった奴に素直に話せんのさ!




あたし……どうかしてる。




頭の中でボカスカ!なってると、また変人はあたしの手を握った。




「俺……」




「え!?」




「俺……」




何だよ!




気になるだろうが!




なかなか言わない変人に苛々する。




「俺!恋仔ちゃんの事好きかもしれない!!!」




何だよ……やっと言ったよ。




ってえぇ!?




「え!!?」




驚いて目を見開いていると、変人は真剣な表情をする。