えぇーっと。
これはどうしたらいいんだろうか。
あたしが止めるべき?
止めるべきなんですよね?
「あのさ……喧嘩やめようよ」
「「あ!?」」
うわ……2人に睨まれたし。
てか、何で喧嘩を止めたあたしが怒られなきゃなんないのよ!!?
「いい加減にしなさいよ!」
イマイチ分からないこの状況にムカついたあたしは怒鳴った。
すると2人は大人しくなってお互いを睨みつけた。
「まず!瑞希、あたしにこの状況を説明して」
そう言ってあたしは瑞希を見つめた。
すると落ち着いたらしく、元の瑞希に戻る呆れた顔で口を開いた。