神様……。




どうしてあたしは、こんな性格になってしまったのでしょう。




あたしは溜息をつきながら、自分のバックからメイクポーチを取り出した。




そして涙と瑞希のせいでボロボロになったメイクを直す。




すると瑞希はあたしの肩を叩きながら呟いた。




「そのうちいい奴見つかるよ」




そのうちっていつですか?



あたしかなり待ってるんですけど。




あとどれくらい待てばいいのさ?




「あたしは待つのに疲れた!」




ははは……。




あまりにも考え込みすぎて、思ってた事が口に出ちゃいましたよ。