「やっぱり……妄想癖あるし……。ちょっと婆くさいし。そこが問題なのよ」
妄想癖!!
婆くさい!!!
あたし……周りからそう見られてるのね。
何か、ものすっごいショックだわ。
まだ17歳なのに!!!
婆くさいって!!!
「あぁ!婆くさいってどうやったら治るのぉ!!?」
涙目になりながら瑞希の腕にしがみ付いて叫ぶ。
「あと、あんたはそうやってすぐ叫ぶ!うっさいのよ」
こっちはこの先の人生にかかわる事で悩んでるんだ。
叫ばずにいられるかっつぅの!
「だって……」
あぁ。ホントに泣けてくるわぁ。
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