ベッドに横になってたユウヤの体は、震えてた。


「……だるいよ〜!!」


おでこに手を当てると、いつもの体温じゃない事位、すぐ分かった。


「………熱あるよ!」


急いで、台所に走って氷とタオルを用意した。


“こんな状態で、迎えに行くよなんて…”


ユウヤの下着や、ジャージを出しながら、私は泣いてた。


「バカなんだから!」


「ごめん!待たせて。」


「心配したよ〜!!うぅ…」


タオルを額に当てると、ユウヤが私の髪を撫でた。


「俺、いつの間にか、寝てたみたいだなっ?何とかは風邪引かないと言うのになっ?」


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