「あれ?ところで大水さんどこにいった?」

アイツはどこを見渡してもいなかった。

「きっとトイレかなんかじゃないか。」

俺は適当に答えたが、まさか当たるなんて思っていなかった。

「大水さんどうしたの!?」

しばらくするとドア付近の女子がなにやらわめきだした。

それにつられて俺はとんでもない光景を見てしまった。

「お、おい涼!あれってまさか…。」

「あ、あぁ間違いない。」

大水の体はびしょびしょに濡れていた。

「やつらだ…。」