「今日は仕事は?」

「今日はちょっと…未来のところ入って金かえしてくる」

「あ…そうなんだ…わかった。気をつけてね」

ちょっと不安だった。もしかしたらまたって可能性もあるから…
はやく帰ってきてお願い。はやく…

ベッドのうえであたしは枕を抱えてまっていた。でも帰ってきてはくれなかった。

目が覚めると彼はあたしの横で寝ていた。

「雪斗のばか」

雪斗はあたしの方を向きながらスヤスヤ眠っていた。
綺麗な寝顔…未来さんにも…こんな顔みせたんだ
嫉妬なんてしたくないよ。けど嫉妬って相手を愛してないと
出来ないんだ。だからそれって多分幸せなんだ。
「雪斗…未来さんとまたやったの?キス…したの?」

聞いても答えてはくれない。不安ばかり

「…優季」

ビックリした。まだ目を開けていない。

「寝言かな?あはは。超可愛い」

あたしはまた布団に潜って雪斗にひっついて寝た。