「自殺なんだよな…」
「うん…」
「きっと疲れたんだろ。生きるのに」
「そうかな…。あたしのこと嫌いだからとかじゃないかなあ…」
雪斗が溜め息をついた。
「嫌いなわけないだろ。あほか」
あたしの頬を抓る。痛いけど嬉しかった。
「ごめん…そうだよね!きっとそう…」
寂しかった。辛かった。でも雪斗がいてくれた。
だからあたしは頑張れた。
今日もありがとう。
「んじゃコンビニ言ってくるわ。すぐもどる」
「や!あたしもいく!」
「お前外でれないだろ。すぐもどるからおとなしくしてろって」
あたしは頬をふくらました。雪斗は笑ってあたしの頭をなでてくれた。
それから彼は出て入って…コンビニ入って一時間になっても帰ってこない…
なにかあったのか。すごく不安になった
「雪斗…」
するとカチャっとゆう音が部屋中に響き渡った。
「…優季。ごめん。遅くなって」
雪斗は全身濡れて帰ってきた。どうやら大雨で雨宿りしていて
一向に止む気配がなかったから走って帰ってきたらしい。