甘くて、食べやすくて、可愛いくて美味しいアイスクリーム。
あたし大好きなんだ。

「美味しい。このアイス一番美味しいかも!」

優季が食べてるアイスは新発売のストロベリーアイスクリーム。

「雪斗も食べる?」

雪斗とはあたしの彼氏。あたしが11才の時からこの雪斗の家で
二人で住んでいる。雪斗はあたしを拾ってくれた命の恩人であり、
あたしの彼氏でもある。
長年一緒にいるから考えてることもすぐわかるんだ。
スプーンにのったストロベリーアイスクリーム。
雪斗は甘い物が嫌いだから絶対こう答えるだろう。

「甘い物は嫌いだ。」

あはは!やっぱりね。雪斗はすごいイケメンなんだ。
道を歩いているだけでキャーキャー言われる。
アイドルでも俳優でもモデルでもないのに…。

「どこいくの?」

雪斗が着替え始めた。…あ、そうだ仕事だね

「仕事、今日は帰れないかも。だから晩飯は」

「また女とするの?女としてお金もらうの?」

そう。雪斗がやっている仕事とはそうゆうこと。

「するよ。しちゃ悪いのか?」