「雨沢君…」


「ん?どした?」


「スキ…かも…。」


無意識に口から出てた。
雨沢君の顔を見ると目を真ん丸にして固まってた。

「や…ぁ、ぁの、スキかもってだけだ…」

最後まで言い終わる前にフワッと身体が包み込まれた。