「わりぃ!!担任に捕まった。」


そんなに急いで来てくれたんだ。

「ぃま起きたとこ。カバン取りに行こうと思ってたの。大丈夫??」

俯いてる彼が気になって顔を覗くと、

「よかった。顔色も良くなってる。カバンなら俺が持ってきたから帰ろ?」

安心したよぅに笑う彼の笑顔にまた胸がキュンとなった。