高校生と居酒屋なんてぁりなの??と愛華に聞くまでもなく「私服だし、みんな大人っぽいから大丈夫よ♪」と先に言われたからそれ以上は聞かなかった。


それに、ぃまはそれどころじゃなぃ。


お酒を飲んでも全然酔えない。


私ってこんなにお酒強くないはずだよ??


いつもは美月ちゃんと飲みに行ってもすぐ酔うのに今日は5杯目のカクテルに口をつけていた。


「あんた、飲みすぎよ。もう止めときな!!」


美月ちゃんが注意してくれるけど、今はほかの事に意識を向けていたい。

「らいじょうぶ♪もう美月ちゃんは心配性なんらから。」

ちょっと酔った振りをしてみる。


だってすぐそこに彩雅がいるんだもん。


手の届くところに彩雅がいることに心臓がいつまでもつか分かんない。


でも、彩雅はそんなこと気にかけてないよね。


だって、さっきからすごく楽しそうに女の子と話してるもの。