そのあと、だぁりんの会社へ行き遺留品をもらいにいった。

あたしの前に彼女が来て何個かは持って行ったみたい。
机の引き出しあけても特に私物らしきものはもうなかった。
ふと、封筒の中を見てみると2人で撮ったプリクラ・写真、バレンタインにあげたチョコの紙袋、そして手帳のコピー。


あたしの思い出はすべて会社の机にしまってあったのです。彼氏がいたことも手帳を見られてたから。
何をしたかったのか今でもわからない。
そして2人で買った指輪は、いくら探してもみつからなかった。


仲の良かった会社の人が「あいつ、愛ちゃんと会った日はカレンダーに印しつけてたんだよ。」
あと、2人が喧嘩した時「もう別れたらってゆったら、あいつ愛は俺と似てるんだってゆって頑張ってた」
それともう一つ、
彼女はもう家出ることになってて、新しい家ももう見つけてたとこだったんだよ。



だぁりんはちゃんとしようとしてたんだ。
もっと信じてあげればよかった。
最後のメールの返事
「愛してる」の一言伝えることができたなら変わっていましたか。