「そういえば」




血吸おうと思ったときに麻鈴が口をひらく




「別に、血じゃなくてもみたされるものある」


「は?」


「身体なめるとか、キスとか。そんなんでもおやつくらいになる」






おやつじゃねぇ






俺はメシを食う





「じゃあ、3時になったらなめてやるよ。さっさと吸わせろ」


「はいはい」






こういう状況になれているのかすんなり






でもいきなり血は・・・俺でも無理





だから




「!?」


「ホントだな・・・」




麻鈴とキスした




うまい・・・と感じる



なんか甘い・・・



よくドラマとかで


『甘いキス』とか言うけど



ホントに甘いんだ。



菓子みてぇ