今日は何だか目覚めよく起きた。
でも、隣にはもう湊の姿はなかった。
その時、ガチャっとドアが開く。
「あっ、鈴起きたんだね。」
「うん。」
「おはよう。とりあいず、ご飯作ったから
食べよう?」
「うん。先に顔洗ってくる。」
「わかった。じゃ、キッチンで待ってるね。」
「うん。」
リビングに行くとソファーに一人横たわっていた。
「あれ、満。」
「ねみー。」
「朝は低血圧なんだっけ?」
「何のんきに言ってくれてるんだよ。」
「まぁ、そんな怒らなくても。
ご飯抜きになるよ。」
「わりー。」
「わかってくれればいいんだよ。」
朝から湊と満が話してる。
「あ。おはよう。」
「おはよう。」
満におはようと短く会話を終わらすと、
洗面所に向かって、顔を洗う。
程よくして、顔を洗った後に、
すぐリビングに行くとみんな揃っていた。
「「鈴おはよう。」」
「桐、尚おはよう。」
「ご飯食べよう。」
「うん。食べる。」
「「「「「いただきます」」」」」
その声がすごく響いて心に残った。