麻妃を抱きしめるヒロの夢を見て
飛び起きる。


「寝てたんだ・・・」
私はソファーでうたたねをしていた。



体には暖かい毛布がかけられてた。
夢を思い出すと
涙が出てきた・・・・・


「なんで泣くの?」

声がして私は飛び起きた。



ソファーの向かい側に理輝がいた。


「やだ・・・
理輝!?何してんの?」

ココロを見られて動揺した。


「麻妃は?」



「学校で使う絵の具を買うの忘れて
おじさんとおばさんと
出かけたよ。」


理輝に見つめられて
ドキドキした。