伊佐美は凄く驚いている様子だった

「あれっ本気だったの?」

「えっ?俺いつでも全力だよ?」

「「……………………」」

沈黙がキツい…と思ってたとき

「…あの時計の秒針が…」

そう言って伊佐美は近くの柱時計を指差した

「あ、あぁ」

「次に12を通る前に言う」

宣言しやがった

「よくわかんねーけど、了解!」

そう言って俺は視線を時計台に向けた

なんだか流されてるなぁ~俺、こんなんでほんとに…

その瞬間

グイッ